2020年7月31日金曜日

上田悠子

2020ウエブ・アートフェス、4人目は上田悠子さんです。
一昨年から参加いただいてる上田さんは、信州の野鳥をモチーフに彫られています。


長野県が大好き、安曇野が大好き、清水高原の自然が大好きです。
その中に潜んでいる生物達。いつまでも永遠に続くように祈ってやみません。
上田悠子


2020年7月30日木曜日

なかまち ひろし(Musician)

2020ウエブ・アートフェス、三番手はミュージシャンのなかまちひろしさん。
2016年、2017年のアートフェスで、森の中での野外ライブを引き受けてもらった。
遥々東京からの遠征に感謝。今回のフェスで声を掛けたところ、快く引き受けてもらい、エッセイを送ってもらった。コロナの問題が収まり、イベントが出来るようになったら、またお願いしたいものだ。その時はよろしくお願いします。
https://kiyomizuartfes.blogspot.com/2017/08/blog-post_2.html


迷子

 我が家はカミさんと2人暮らしである。
先日、久しぶりに大きなショッピングモールに出かけた。そこは首都圏郊外の大きな都市の外れの方に位置している。 
 わざわざ出かけたわけでは無い。英国製のローバーミニと言うクルマを所有しているのだが、それを珍しく車検整備に出した(と言うのも、車検は大体自分で点検調整等をして自分で車検場に持ち込む・・いわゆるユーザー車検がほとんどである。このクルマは設計が大昔で、たまには本格的点検が必要)。古い型の拘りのクルマであり、大事にしている。室内ガレージ保管である。そこらの町工場どこでもいいわけでは無い。
 新たに見つけたローバーミニ専門店に依頼した。なにぶん、設計が古いだけに消耗交換部品も多い。「部品交換整備、車検が終わりました」との連絡を受け、カミさんと一緒に引き取りに行った。帰りは乗って行ったクルマと件のローバーミニの2台で帰宅せねばならないわけだ。



高齢者には大型ショッピングモールはほぼ無用

 さて街の外れの方まで来て、そのまま帰宅するよりどこか寄るところがないか・・とスマホのYahooカーナビを起動して現在地を見る。すぐ近くに何回か行ったことのある、件の大きなショッピングモールがあるじゃないか!有名な衣料品店や日用品店、寝具店、ファッションブランド店、食べ物屋、コーヒーチェーン店等々・・・・。中軸店は有名なスーパーマーケットである。
 そんなわけで、広い駐車場に首尾よく2台のクルマを停めて入場した。我々のような歳になると、ハッキリ言ってこんなモールに来ても買うものなどほとんどないのである。一応のものは全て持っているし、日に二食(朝食と昼食)の暮らしで体重を増やさない健康法を実践している我が夫婦の暮らしでは、食料品も少しあれば充足する。スイーツやら嗜好品を買い過ぎたり食べ過ぎると良いことはまずない。体重が増えるのが最も健康に悪い・・諸悪の根源と心得ている。毎朝、起き抜けにトイレを済ませた後、衣服を脱いで裸で体重計測がボクの健康管理術である。15時過ぎの時間では飲食店やカフェ店にも寄るわけにいかない。だいいちそんなところに寄ってもカミさんと2人、特段の話しもなければ意味もない。うるさく駆け回ったりギャァギャァ騒いでる子供らの喧騒に辟易するくらいのものだ。
 要するに<どこかに寄りたい><何か買いたいと思えるものはないか>と、ショッピングモールに来るのだが、人混みやお店が多数ある賑やかさに触れたい・・・と言うだけの動機なのだから矛盾している。
 であるからしてこのコロナ禍騒動の中、特段の用事もないのにこんな場所に来るべきではないのだ。あまつさえ我々は押しも押されもしない高齢者であるからして、感染によるリスクは抜きん出ているとされているのだから。
 カミさんと2人でこのショッピングモールに入り、エスカレーターなんかにも乗り、上の階へ行ってみた。衣服、履き物、身の回り品の類くらいなら気分転換に購入してもいいか・・などと自分自身に言い聞かせる。しかし、それも割引価格・・こちらの物差しで考え<妥当>との判断に達した場合である(もとよりそれらのほぼ類似の品々も、既に十分所有している)。
 そんなわけで、丹念に物色してみるのである。ボクの寄る店はほぼ決まっていて、その店で丹念に物色。すると、気がつけばカミさんがいない。彼女には放浪癖がある。どこへフラフラと行ってしまったのか・・・。彼女はしょっちゅうスマホを家に忘れたまま外出する。この日もそうだった。連絡の取りようがない。しょうがない・・・そのうち現れるだろう・・と考えてブラブラしていた。 

 すると館内アナウンスが耳に入った・・「なかまち・・ひろし様。なかまち・・ひろし様。お連れ様が・・二階総合案内所でお待ちです」
やれやれ・・彼女は迷子になっちまったのか、と案内所に向かった。
 案内嬢に丁重にお礼を言った。そして彼女はと言えば、ボクの顔を見るやいなや「どこに行ってたのよっ!ダメじゃない、迷子になっちゃぁ」
 ボクは最初の場所にほぼ止まっていたのだから、迷子になったのは彼女である。自己中心的にものを考える人なのである。彼女の迷子は、これが初めてではない。しかし、そのたびに私が怒られるのである・・「どこ行ってたの?ダメじゃない、迷子になっちゃぁ!」


2020年7月29日水曜日

辻野清美

2020ウエブ・アートフェス、二番手は辻野さんです。
https://kiyomizuartfes.blogspot.com/2019/08/blog-post_7.html


皆さんこんにちは!
清水高原のアートフェスも中止になり、お会いする機会も減り、残念です。
と言いつつ、本心は、ホッともしています。この一年、作品!らしいものを、全く作っていないからです。新型コロナのせいではなく、ひたすら我が怠惰、脳の老化のせいでアイディアが浮かばないのです。まあ、織ることは好きなので、昔染めた藍木綿の糸で服地を3着分こつこつ織り、巣ごもりの日々の中、一人でシャツジャケットを仕立てました。慣れないことはやるものではないです。それ以後肩腕が時折痛み、只今持病にならないよう自己流リハビリ中です。
清水高原には、八月前半滞在予定です。織ったり、裂織布でバッグ作ったり、しようかと思っています。この半年、いやこれからも、しばらくは大変な状況ですが、何とか気持ちを前向きにしていきましょう!!お元気で。




2020年7月28日火曜日

高嶋榮子

2020ウエブ・アートフェス。一番の掲載は、高嶋榮子さんです。
https://kiyomizuartfes.blogspot.com/2019/08/blog-post_5.html


わたしの屋内展示作品は「スペースアート」のジャンルで展示しています。
屋外展作品もスペースアートそのものですが、空に身をさらした「風の通り道アート」とでも呼びたい気分で、制作します。去年の清水高原アートフェスでは、空師のサポートをいただいて、白樺の巨木に作品をハンギングしました。展示作業は素晴らしパフォーマでした。これこそインスタレーション。山ほどの客を集めたい思いでした。
 今年は、すべての展覧会が中止になりました。
主体的に中止にした展覧会もあり、自己の内部に潜り込んで、しばし「ぼーっ」としている時間です。ポートフォリオをまとめ、5点の写真を託しました。使っていた私のマックが不機嫌で、フォトショップが使えないため、写真の色が沈みがちです。







ウェブでアートフェス。

今週末から八月だというのに、まだ続く雨。夏の青空が待たれますね。
例年だと八月は「清水高原アートフェスティバル」の季節です。残念ですが、今年は、コロナのため、中止にしました。来年、または再来年、再び開催できるようコロナが終息してほしい、と願って…。

2012年から保健休養地(別荘)の部屋、庭をギャラリーにして作品を展示し、訪ねていただいた人達と「交流し、楽しもう!」をコンセプトに回を重ねてきました。皆さんとの繋がりを切らさないためにも、このサイトで作品に触れていただけたら…と、メンバーの皆さん、ゲスト参加していただいた皆さんの作品を、掲載します。感想など書き込んでいただけたら嬉しいです。