東筑摩郡山形村清水高原。
ここは標高1250〜1450メートルの保健休養地(別荘地)。200区画の半分、100区画に別荘が建つ。現在、12軒20人が定住する。中心地には村の施設、プチホテル「スカイランドきよみず」が在る。ここからの安曇野平の眺望は素晴らしい。下界を覆う雲海の眺めも一見の価値がある。そして1300年とも言われる歴史ある古刹「清水寺」が、1200メートルのイチイの林の中に、時を超えて建つ(山形村の指定文化財)。さらに、知る人ぞ知る「ハト峰」「鉢盛山」へのルート。ただ、このルートはクマザサに阻まれて、雪が残る時期しか行けない。
今月10日、よく晴れた朝、このルートで「鉢盛山」を目指す人にお会いした。
山に行くんだな、と一目で分かるいでたち。見慣れない人には興味が湧いて、すぐに声を掛けてしまう。この日も呼び止めてしまい、先を急がれるのをアレコレお聞きした。
それによると、中野市の在住の小林之美さん。山岳会グループ・ド・モレーヌに在籍される63歳の男性。今朝3時に家を出られて、下道を3時間かけてやって来られた。一泊の予定との事。「鉢盛山」は日本300名山の一つ、山の好きな人には知られた山。「今日、明日の天気を確認してきました」との事で、良い登山日和を確信しての事のようだ。「気をつけて…」と別れた。そして後日、写真(CD)が送られてきたのには、驚き、とても嬉しかった。
その素晴らしさをシェさせてください。ここに掲載せさせて頂きます。
*撮影:小林之美さん(中野市在住) /キャプションは筆者が入れたものです。
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